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硬水と軟水について
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硬水とは、軟水とは、硬度とは? |
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硬水、軟水とは、その水の「硬度」が低いか、高いかです。
硬度とは、水中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を、それに対応する炭酸カルシウム量に変換して表したものです。1リットルあたり何mgという形で表示します。カルシウム硬度とマグネシウム硬度をあわせたものを硬度と呼びます。
硬度にはアメリカ硬度とドイツ硬度があり、計算方法、表示数値それぞれ異なります。一般的にはアメリカ硬度のほうが広く使われています。
アメリカ硬度の計算式
硬度 = カルシウム(mg/l)×2.5 + マグネシウム(mg/l)×4.1
(例) フランスの有名なコントレックスの場合
カルシウム 486(mg/l)
マグネシウム 84(mg/l)ですので、
486×2.5 + 84×4.1 = 1559.4(硬度)
となりコントレックスはかなり硬度の高い硬水ということになります。 |
通常は硬度が100未満を軟水、100から300を中硬水、300以上を硬水と呼んでいます。
軟水は癖が無く飲みやすいですが、「水を飲んだぞ!]という飲み応え、満足感は中硬水の方があります。
分類 |
硬度 |
軟水 |
0〜100 |
中硬水 |
100〜300 |
硬水 |
300〜 |
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pH値とは? |
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pH値とはアルカリ性か酸性化を示す数値です。7.0が中性でそれよりも高ければアルカリ性、低ければ酸性となります。
ミネラルウォーターは5.0〜9.0の範囲におさまるものが多く、6.0〜6.9までのものを弱酸性ミネラルウォーターと、7.1〜8.0までのものを弱アルカリ性ミネラルウォーターと呼びます。
日本の水は大体6.5〜7.5の範囲内のものです。
健康という面からは、酸性、アルカリ性濃度の低い6.0〜7.5が一番適しています。弱アルカリ性のミネラルウォーターはー血液の濃度に近いことから体内に吸収されやすく健康維持に効果的です。
弱酸性のミネラルウォーターは化粧水などに向いています。肌表面のpH値に近いことからなじみやすく、また殺菌効果もあるからです。
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